年頭にあたり。
2023年1月3日
2023年が明け皆さま穏やかにお過ごしでしょうか。
私はこれまでとは違った年の瀬からの年始となり、戸惑いながらお正月を過ごしております。
老々介護とまではいかないまでも年を重ねた両親が互いを支え合っていたところに変化が生じ、私の時間的制約が複雑に絡み合って怒涛の師走を過ごしておりました。
変わらないことといえば箱根駅伝をみて母校が辛うじてシード権を守ったことに安堵しているといったところだけです。
仕事の面では昨年は忙しく過ごさせて頂いたのですがご依頼頂くお仕事の内容バランスが年々変わってきているため人員の配置や作業内容、バックアップの体制作りなど課題が残った一年だったと思います。
年の初めに今年一年をどう過ごすか、考えていた内容をここ一か月で変更せざるを得なくなったため、仕事始めに訓示する内容を煮詰めております。
ただ変わらない点はこれまで同様、本社に併設の工場をきっちりと稼働するということです。
リフォーム工事、リノベーション工事などは工場があって職人がいるからこそ出来ることで、これまで127年間『石屋』を生業としてきたことで多くのお客様とご縁を頂いてきましたのでそういったご要望にまっすぐお応えできる、頼られる石材店であることがこれからも大事なことだと思っております。
当社はベテランばかりになってしまいましたがまだまだ元気な職人たちです。
大変な現場やきつい内容もあるなか、他所ではもうできないことでもやり続けるんだという気概をもってやってくれています。
今年も一年『お墓は語り継ぐ家族の物語』を理念に多田石材店一同頑張って参る所存です。本年もよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 多田健太郎